【イベント報告】第1回 新現役交流会入門セミナー開催レポート
7月12日、生涯プロフェッショナル主催「第一回新現役交流会入門セミナー」を都内で開催いたしました。本セミナーは関東経済産業局が各地の金融機関と連携して実施している、中小企業とシニア人材のマッチングイベント「新現役交流会」をテーマに、退職後に中小企業の経営支援を行う働き方を推進していく目的で開催しました。
「新現役交流会」の仕組みや参加方法といった基本的な部分から、中小企業とのマッチングのポイントや企業支援経験者の体験談など、これから中小企業支援という働き方を考えている方に向けた入門セミナーです。
初めに関東経済産業局の中村文明氏より、新現役交流会の開催の背景や、登録方法、中小企業とシニア人材のマッチング割合などをご説明いただきました。
続いて、各地の金融機関の新現役交流会開催をサポートしている新現役アドバイザーの武藤弘道氏より、具体的な支援事例や申し込みから参加までの流れ、中小企業とのマッチングのポイントなどをお話いただきました。
次に、交流会に参加し、実際に中小企業の支援をされている森内眞氏より、「新現役交流会で選ばれるために」というテーマでお話いただきました。
最後に弊社代表 原が「セカンドキャリアで活躍できる人・できない人」をテーマにワークショップを行いました。
■イベントサマリー
第1部
新現役交流会について
経済産業省 関東経済産業局 産業部 中小企業課 係長 中村文明 氏
- 人手不足、シニア人材の現状
- マネジメントメンター制度・新現役交流会について
- 新現役交流会の実績
生産年齢人口の減少や有効求人倍率の上昇など人手不足のマクロ的な要因をデータで提示。人手不足の現状の中、労働参加意思の強い60歳以上のシニア人材が多い
新現役交流会に参加するための登録制度や、交流会開催までの流れ・開催の様子などを写真や図を用いて説明
参加企業数・企業の業種や従業員規模といった属性・企業が抱える課題の傾向や、マッチング成立件数など詳細のデータを紹介
第2部
新現役交流会を通じた中小企業支援について
~参加申込から支援まで~
新現役アドバイザー 武藤弘道氏
- 新現役交流会を通じた「支援事例」
- 新現役交流会への参加までの流れ
- マッチングのポイント
参加者の専門領域をもとに、これまでの新現役交流会における具体的な支援事例の紹介
交流会の開催案内メールの内容から、参加申し込み方法、企業との面談、支援の開始まで、どのような流れで進んでいくのか
企業とのマッチングするために工夫するポイントとして、申込書記入の仕方・面談の準備・面談での話し方など
第3部
新現役交流会参加者体験談
森内 眞氏
- 面談に向けての準備
- 面談に際して
- 支援に際して
面談に選ばれる申込み書の書き方/面談で渡す自己紹介資料の作成ポイント/企業への提案にSWOT分析・3C分析の活用
自分の経験が面談企業の課題解決にどのように役立つのか?/一次面談・二次面談のそれぞれのポイント、何が自分の商品か?
専門家として継続して自己研鑽を怠らないことや高い倫理観を持つことが大切/仕事を進める中で顧客の抱える課題が見えてくる
第4部
参加型ワークショップ
セカンドキャリアで活躍できる人/できない人
(株)クオリティ・オブ・ライフ 代表取締役
原正紀
- 中小企業理解のマインドセット
- 中小企業支援で活躍している人とは?
大手企業と中小企業の基準の違いを理解する(ハード面&ソフト面)/世代間のギャップを意識する/個人的な特徴を意識する
経営者と役割の確認と合意・現場を動かす/現場を動かすためのポイント
懇親会
セミナー終了後は軽食とお酒を交えて懇親会を行いました。
懇親会終了後も名刺交換や情報交換が活発に行われており、大変盛況な懇親会となりました。
■参加者の声
「選考までの内容が知れて良かった。トライ&エラーの繰り返しで進むしかないと考えさせられました。これからも色々なセミナーをお願いします(60代)」
「新現役交流会の本質が理解でき、具体的な手法等が理解できた(50代)」
「新現役交流会の実際の活動や実績、銀行等の活動が具体的に分かったので有意義であった(60代)」
「交流会に既に参加しているが、きっちり説明を受けたのは初めてで、全体の流れや考えが理解できた(60代)」
「Q&Aの時間を設けて頂き、また丁寧にご回答頂きました。大変ありがとうございました。(60代)」
生涯プロフェッショナルでは、中小企業支援という働き方を推進するべく同様のセミナー・講座を開催していく予定です。現在予定されているセミナーや講座の日程は、下記の通りです。
今後のセミナー開催予定
9月3日 中小企業に選ばれるための対策講座 (定員に達しました)
9月6日 第2回 新現役交流会入門セミナー (残席わずか)
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