中小企業経営支援を志す60歳代前半が急増[プレスリリース]

2022-04-25

大企業出身の新規登録者、60~64歳の割合が36%→50%に!

企業とシニア人材のマッチングによって、企業が抱える様々な経営課題を解決する『Engun』事業を推進する株式会社クオリティ・オブ・ライフ(本社:東京都千代田区、代表取締役:原 正紀、以下QOL)は、主に50歳以上でセカンドキャリアで顧問・アドバイザーを希望する大企業のOB・OGや副業・兼業人材の2021年度新規登録者数を集計、「60~64歳」の割合が50.6%、「経営層」の経験者が28.1%と前年度(それぞれ36.1%、20.3%)と比べ高くなり、経営・マネジメントの経験を持つ登録者が多い特徴がみられました。

中小企業の経営支援を志す現職の登録は1割強

『生涯プロフェッショナル』は、企業の経営課題に特化した人材活用サービスとして、「大企業を中心に一つの専門分野で10年以上の職歴を持つ」専門家が5,000名以上登録しています。2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の新規登録者の特徴は以下の通りです。

【登録時の年齢】:「60~64歳」が50.6%と最も高く、半数を占めました。昨年度と比べ15ポイント近く高くなっています。

【登録時の年齢】:現職の割合は12.8%でした。

【最終経歴での役職】:「経営層」が28.1%で昨年度と比べ8ポイント高くなっています。「部長・支店長クラス」(40.4%)を加えると7割近くを占め、現場と経営・マネジメントの経験を持つ人材の登録が特徴となっています。

『生涯プロフェッショナル/Engun』事業は、経営者視点から企業の現場改善に向け実務型支援を目指しており、今後も多くの領域で豊富な経験を持つ即戦力の高い人材の専門家登録を促進すると同時に、中小企業の経営課題解決に向けたマッチングを強化してまいります。


シニアの現場知識や経験で経営課題の解決を目指す、
『生涯プロフェッショナル/Engun』とは

労働力の減少や少子化の問題を抱える日本では、構造的な労働者不足が懸念され、企業の成長に欠かせない人材の確保がますます困難となっています。一方、ミドル・シニア層はその人口比率が高まり、生涯を活き活きと働き続けることで、社会のコストにならず利益を生み出す側にいるための努力や取り組みが重要となっています。
そうした背景の中、QOLは2016年7月に企業の様々な経営課題を解決するため、主に50歳以上のセカンドキャリアを志向する大企業のOB・OG専門家を活用した顧問・アドバイザー紹介サービスとして、『生涯プロフェッショナル』事業を開始し、現在では5,000名以上が専門家として登録をしています。
さらに登録している専門家の中から"事業サポーター"を募り、同事業の強化・拡大に向けて、経験豊かな専門家として深く関わってもらう体制づくりを行っています。
2019年12月には企業向け事業名称を「Engun(エングン)」にリブランディング、企業の経営課題解決にシニア専門家の活用を提案しています。2020年10月からは、中小企業経営支援に関心のある大企業人材・OBOG人材がキャラバン隊を結成し、「販路開拓」「新規事業開発」「組織活性化」など中小企業が抱えるリアルな課題に解決向け、経営者ヒアリング・現場見学を行い、解決策を提案するプロフェッショナル・キャラバン隊を推進しています。

■『生涯プロフェッショナル/Engun』のサービスの詳細はこちらより:https://2nd-pro.com/
■『プロフェッショナル・キャラバン隊』の詳細はこちらより:https://www.qol-inc.com/caravan/

株式会社クオリティ・オブ・ライフについて

クオリティ・オブ・ライフは、2006年の設立以来、「QOL=個人の人生の充実」という視点から、人と組織の活性化をサポートしてきました。経済産業省や中小企業庁、東京都・大阪府・群馬県等が実施する「企業と人材を結ぶ公共事業」に数多く携わり、主に採用・就職・育成の分野において、学生、既卒者、社会人向けに独自のキャリア教育から就職支援、社内教育まで広く事業を展開しています。
さらに、2014年の全国中小企業団体中央会「地域中小企業のシニア人材確保・定着支援事業」受託を機に、大手企業出身者の知見を活かし、企業の経営課題解決の支援にも取り組んでいます。

■クオリティ・オブ・ライフのホームページ:http://www.qol-inc.com/

【本リリースおよび『生涯プロフェッショナル』に関するお問合せ】
株式会社クオリティ・オブ・ライフ  担当:原・山田